自らの手でゲットしたという満足感

今でこそ、ガチャといえば、オンラインで使われることが多くなったために、再び脚光を浴びることとなった言葉ですが、もともとは子どもが楽しむことのできる、エンターテイメントでした。今ではおなじみになっているゲームセンターなどアーケードの軒先にあるUFOキャッチャーが登場する前までは、子どもにとっての娯楽はガチャガチャくらいしかありませんでした。

そのため、ガチャガチャ本体の中古がたくさん並べられた店舗を見つけると、ついつい親に100円玉をねだっては、プレイしていた楽しい記憶が今でも脳裏に鮮明に残っています。

何が出るかが分からないところと、独特のコイン投入口に100円玉をセットして、ハンドルを回すという一連の動作も子どもにとっては新鮮なものであり、また回しきったあとに出てくるカプセルのゴロリという音や、それを開封するときのワクワク感は非日常感があって、魅力的でした。

もちろん獲得した商品は大体が小さなおまけのようなものだったのですが、自らの手でゲットしたという満足感があって、友達に見せびらかしたり、自慢したりと用途は意外にあったように思います。

今でも覚えているものとして具体的に挙げるとすれば、「マッキー」という名の、モールで出来た手品のような仕掛けのキャラクターグッズであったり、消しゴムのカスをローラーで掃除できるアイテムであったり、さらには、おませな女の子にとっては妙にうれしかったのが、宝石を模した指輪やアクセサリーでした。

ガチャガチャは今でも存在はしているものの、だんだんと需要が減ってきているようにも感じられます。デジタルライフに慣れ親しんでしまった現代っ子にはあまりウケが良くないのは納得できるところがあるものの、どこか寂しい思いになってしまいます。

できればいつまでも昭和遺産として残ってほしいです。

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